入退院手続き
入院ご希望の方
電話にてご連絡の上、直接、入院希望をお伝えください。
入院当日にお持ちいただくもの
病院受付に下記をお持ちください。
- 入院申込書
- 保険証
- 診察券
※ご不明点があればお気軽に お問い合わせください。
入院生活に必要なもの
入院の際は、下記をご用意ください。 日用品などは当院売店でもご購入いただけます。
- 洗面用具
歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、石鹸、シャンプーなど - 食事に必要なもの
箸、湯呑み、スプーンなど - 日用品
タオル、バスタオル、時計、下着、布巾、スリッパ、パジャマ、ティッシュ ペーパー、筆記具、イヤホンなど
入院中の過ごし方
面会
面会時間
面会を希望される方は、一階受付に声をおかけください。 面会時間は、 午前10時~午後7時までとなります。面会の際は、各病棟の面会室を利用していただきます。
栄養指導
入院中のカロリーや間食について、必要に応じて管理栄養士が、個別の 栄養指導を行います。
当院の食事のコンセプト
入院生活を快適に過ごしていただくために、当院では食事に非常に気を使っております。 管理栄養士による行き届いた栄養指導を行い、食を通して 美味しく楽しく過ごしていただくために、下記のような様々な工夫を行っております。
- 外注の業者は一切使わず、院内にて朝・昼・晩全て手作りしています。
- 職員全てが患者さんと同じ食事をとり、メニューの見直しや味付けの 工夫を行っています。
- 摂食や嚥下の困難な患者さんには、食べ方の指導はもちろん、必要に 応じて特別食も用意し、個別に対応しています。
給食課より
安全・安心・美味しい食事の提供が出来るように心がけて、職員一人一人が気を配りながら、業務を日々行っております。提供するだけの食事ではなく、患者さんの側に行き、患者さん個々のニーズにあった食事提供を心がけられるように、と考えております。
作業療法
当院では、入院生活を快適に、また少しでも早い回復を目指すために、様々なイベントを企画しています。
例えば・・・
毎年、夏祭りを開催
治療の一環として卓球
毎週木曜日は書道の日
職員と外出
このような活動を通じて、人とふれあい、心にゆとりを持ったり、体の健康を得たりして頂く事を促進しています。私たちは、このような活動を作業療法と呼んでいます。その他、ラジオ体操、ゲートボール、日光浴、 書道、遠足など様々な企画をしています。
生活技能訓練(SST)
SSTとは?
Social Skills Tranningの略で、日本語では「社会生活技能訓練」、「生活技能訓練」、「社会的スキル訓練」などと呼ばれています。対人関係を中心とする社会生活技能のほか、服薬自己管理・症状自己管理などの疾病の自己管理技能、余暇の過ごし方など日常生活技能を高める方法を訓練します。北林病院では、1992年11月からSSTを開始しました。現在ではデイケアと病棟を合わせて4つのグループを実施しています。
例えば、北林病院では・・・
ある日のデイケアSSTグループです。朝10時、SSTのメンバー10名ほどがいつもの部屋に集まってきます。部屋の中には黒板と椅子があり、壁にはSSTの大きなポスターが貼ってあります。 メンバーとスタッフが丸くなって座るとSSTが始まります。まずは気分をリラックスするためにウォーミングアップを行います。準備が整ったところで今日の練習に入ります。SSTでは【自分の気持ちや考えを上手に相手に伝えるための練習】を行います。Aさんは【診察で先生に薬の相談をする】練習、Bさんは【新聞の勧誘を断る】練習、Cさんは【友達を映画に誘う】練習と、各自が毎日の生活の中でもっと上手になりたいことをリハーサルします。その方法は、相手役を決めて実際に演じる「ロールプレイ」を用いて行います。練習の中では他の人の「お手本」を見ることもできます。他のメンバーも、練習の様子をよく見て「良かった点」を伝え、、もっとこうすると良くなることをアドバイスします。こうして練習した課題を、実際の場面で試してみます。これを「宿題」と呼んでいます。1回のSSTでは5名ほどのメンバーが練習し、宿題を設定します。スタッフはメンバーがうまく練習できるようにお手伝いをします。この間、約1時間ですが、楽しい雰囲気の中、あっという間に時間が経ってしまいます。練習が終わったあとは、お茶を飲みながら、今日の感想を話します。そして、メンバー達はデイケアの活動に戻っていきます。
心理療法
例えば、北林病院では・・・
入院中、主治医が必要と判断した場合に行われます。臨床心理士が、心理療法(カウンセリング)を有効な診断や治療の補助手段として 役立たせています。
心理検査とは
心理検査には様々な種類と方法がありますが、目に見えない心の状態・様子や病気の度合い、ものの考え方、とらえ方、行動の傾向などの一側面を客観的にとらえる為に行います。また、心理療法(カウンセリング)の実施の際に現在の状態を深く理解するために、心理検査を実施することもあります。
理学療法
身体の運動機能を刺激する事により、 入院患者さんのリハビリテーションを行います。 理学療法士、作業療法士の下、歩行訓練などのプログラムを100m 2の部屋で補助マット、平行棒などを使用し行います。
服薬指導
主に、午後にベッドサイドにて、服薬される薬剤について、指導を行います。薬剤による効能は、食事の状態、口腔ケアの状態など、さまざまな因子が関与するため、他職種によるカンファレンスなどを行った上で指導を行います。
頭頸部機能改善チーム
外科医師、口腔外科医師、言語聴覚士、歯科衛生士などのスタッフにより、主に、頭や顔、口や耳といった体の中の重要な器官の動きを改善する事によって、脳内ホルモンの正常化にアプローチするチームです。 当院では、顔面に特化したCTなどを使用し、必要に応じてカンファレンスを催し、多職種による医療アプローチを行っています。
退院後について
病院家族会(すみれ会)
北林病院に、通院または入院されている患者さんを持つ家族の会の通称で、病院家族会として平成5年に発足しました。主な活動は、病院行事(夏祭り、運動会、クリスマス会)への参加をしています。 毎月第3木曜日(14:15~16:00)に、病院内にて定例会(交流会・学習会)を行っています。会費は1回の参加につき300円です。
すみれ会の役割
家族のいろいろな悩みを気兼ねなく打ち明け、家族同士で話し合うことができます。交流会・学習会を通して、不安が軽減し、元気が得られ、病気への理解が深まり、家族としてできることや患者さんとの付き合い方をさらに発見することができます。福祉制度・社会資源の活用の仕方を学ぶことができます。
参加をご希望される方は、ソーシャルワーカー室へお問い合せください。なおご不明な点はお気軽におたずねください。
精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)
精神保健福祉課のご利用について
例えばこんな時にご利用ください
- 医療費の支払い、生活費など経済的なことについてお知りになりたいとき
- 医療保険・障害年金・など社会保険制度をお知りになりたいとき
- 退院後の生活(仕事・復学・住む場所・ご自宅での生活など)が心配なとき
- その他の制度や手続きをお知りになりたいとき
福祉住居
当院では、受診中の方、デイケア・ナイトケアをご利用の方をはじめ、経済的に困窮されている方や退院してすぐに一般生活を送る事が不安な方を対象に福祉住宅(賃貸住宅)を提供しています。
医療・福祉サポートを受けながら自立した生活を大切にします。
入居対象 | 当院で治療療養中の方 |
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デイケア・ナイトケアをご利用されている方 | |
経済的支援に困窮されている方 | |
生活保護を受給されている方 など | |
メリット | 敷金・礼金なしですぐに入居可! |
家賃は3万円/月 | |
1週間のお試し入居が1000円/日で可能 | |
デイケア・ナイトケアに通って、入浴・食事サービスを受ける事も可能 | |
部屋の窓から当院が見える距離ですので、入院をしなくても、
すぐに医療サポートを受けられます。 |
|
中村公園駅のすぐ近くで、アクセス良好 | |
スーパー・ショップが多く、社会生活をしやすい |
お気軽に当院ソーシャルワーカーにご相談ください。(相談無料)
訪問看護
当院では、患者ご本人、家族の要望、主治医からの指示などにより、訪問看護のスタッフが実際にご家庭に訪問させて頂き、社会生活の支援を行います。
訪問スタッフの支援には、例えば・・・、
- 身体的、精神的な健康状態のチェック
- 処方された薬をきちんと飲んでいるか? また、副作用はないか?
- 睡眠の状態
- 食事の状態やアドバイス、ご家族からの生活に関する相談
等があります。
ご利用については、主治医、看護師、ソーシャルワーカー、病院事務員などにご連絡下さい。
訪問看護を利用するには
訪問日 | 毎週月曜日~ 金曜・土曜日午前(隔週) (祝祭日、年末年始はお休み) |
---|---|
受付時間 9:00~17:30 | |
費用 | 精神科訪問看護・指導料 |
各種健康保険…(交通費無料) | |
ご利用範囲 | 車で片道30分以内 |
よくある質問
どういった方が訪問して頂けるのでしょうか?
通常、専門の看護師が2名で訪問しますが、場合により作業療法士やソーシャルワーカーが同行いたします。
一回あたりの訪問はどの位でしょうか?
30分から1時間くらいです。
北林病院に受診をした事がないのですが、利用できますか?
ご利用可能です。その旨を病院事務にお伝えください。